栄養士とは、「栄養士法」という法律に基づいて、都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて、栄養の指導に従事する人を指します。管理栄養士とは、同じ法律に基づき、栄養士資格を持っている人が国家試験に合格して得ることができるワンランク上の栄養指導が行える資格です。
近年、消費者の「食の安全安心」への意識が高まる中、栄養士や管理栄養士の求人や募集も増えて需要が高まってきています。また、いわゆるメタボ検診といわれている「特定健診・特定保健指導」が義務付けられたことからも、この業務に従事することができる栄養士や管理栄養士の求人や募集も絶えることがありません。
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管理栄養士とは
管理栄養士の定義については、栄養士法第1条第2項で、「この法律で管理栄養士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導、個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を供給する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理及びこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者をいう。」とされています。
一言で言うと、管理栄養士は栄養士のワンランク上の資格で、広範な栄養指導を行う者のことです。
もう少し、具体的に言うと、管理栄養士は、栄養士の中でも栄養学や健康管理に関してより高度な知識と技術を要し、学校や病院などの給食施設において栄養士・調理師への栄養指導や、傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行います。
管理栄養士は、あらゆる食品の調理法の改善、献立表の作成、ダイエットを目的とした食事療法のメニューづくりなど、その業務内容は実に様々です。
最近では、肥満や生活習慣病などの増加に伴い、その予防法や治療法には食事療法が欠かせなくなってきました。こうしたことから、食品関連企業では、栄養管理のスペシャリストである管理栄養士が新商品の開発などに携わることが増え、栄養コンサルタントとして重宝されるようになっています。
また、2008年4月から始まった「特定健診・特定保健指導」によって管理栄養士への期待が高まっています。「特定健診・特定保健指導」の対象となる人は、40歳から74歳までの約5600万人です。この診断で「メタボ」(メタボリックシンドローム)と「認定」されると、食事改善などの保健指導を受けることになりますが、こうした指導は管理栄養士など特定の資格を持った者しか行うことができません。
こうしたことから、管理栄養士は、今後さらなる期待と需要が見込まれる資格となりました。